「楽観主義」と「悲観主義」のどちらが良いか?
結論から先に言えば、「適材適所」ということになる。
楽観的に考えたほうがいいときは楽観的に考えるべきだし、悲観的に考えたほうがいい場面もある。その違いについて知っておくと、今後役立つことは多いだろう。
実は、アメリカの心理学の研究で、
「楽観主義(ポジティブ思考)」と「悲観主義(ネガティブ思考)」について、ある程度結論めいたものが出ている
必ずしもポジティブでいればいいわけではなく、楽観的になったほうがいい場面と、悲観的になったほうがいい場面がある
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月15日
アメリカの心理学研究をまとめた本書https://t.co/7av4ra0wDE
によると、「やり抜く力」は楽観主義から来て、「ものごとを正確に把握する力」は悲観主義から来る
それなりにちゃんとした実証研究で明らかになっている(詳しくは著書を読んでほしい)
この違いを認識しておくことは、仕事をする大事
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月15日
苦しい状況になったときは、「もうダメだ」と思うよりも、「絶対できる!」と考えていたほうが成功率が高くなる
「土壇場で悲観的になっても何も良いことがない」ので、逃げられない危機的な状況では、なるべく楽観的になったほうがパフォーマンスが向上しやすい
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月15日
研究によると、悲観的な人のほうが「現実を的確に把握する能力」に長けているらしい
それは裏を返せば、人間は楽観的なのがデフォルトであるということ。特に将来のことほど楽観的になる
土壇場では楽観的になったほうがいいが、「長期的な目標」に対しては、悲観的な人のほうが成功率が顕著に高い
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月15日
「逃げられない状況」に陥ったときは、楽観的なほうがパフォーマンスを発揮しやすい
「逃げられる状況(コツコツ努力する必要がある)」のときは、悲観的なほうが目標を達成できる確率が高い
「自由度が低いときはポジティブに、自由度が高いときはネガティブ」に、というのが成功しやすいマインド
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月15日
以前ブログに書いた「受動的な苦痛と能動的な苦痛」https://t.co/q1V11rg8la
に照らして言えば、
「受動的な苦痛」に耐える必要があるときは楽観主義のほうがよく、
「能動的な苦痛」に耐えるときは悲観主義のほうが成功率が上がる
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月15日
「試験」や「試合」などのとき、
「当日まで時間があるときほど悲観的になって、直前になるほど楽観的になる」
というのが、パフォーマンスを発揮しやすい理想のマインド
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月15日
逆に言えば、
「まだ日にちがあるときほど楽観的で、試験が近づくにつれてブルーになり、終わった後は開放されてまたポジティブになる」というのは典型的なダメ人間のパターン
やってしまいがちだけどね!
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月15日
危機的な状況や差し迫った期限など、「なんとか生き延びなければならないときは、ポジティブ思考(楽観主義)が有効」
試験や夏休みの課題など、「コツコツ努力しなければならないときは、ネガティブ思考(悲観主義)が有効」
これを覚えておこう!
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月15日
例えば、フリーランスのような自由度の高い仕事は、悲観主義でやったほうがいいというのがわかる
会社をやめた後など、自由度が上がったときにポジティブになるのは、失敗する確率が高い危険なパターン
自発的な努力が求められる状況になった際は、石橋を叩いて渡るくらい悲観的になるべき
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月15日
参考にしたのは、エリック・バーカー著の『残酷すぎる成功法則』。
ここで述べたトピック以外にも、様々なライフハック(成功法則)が書かれている本なので、けっこうおすすめ。下手な啓発本を読むよりよっぽど為になるぞ!