日頃から、自分がどういうものから快楽を得ているのか、メタ的に分析することの大切さを書いた。
その行為で快楽を得ていることに自覚がなく、中毒になってしまっている人は少なくない。
「楽しさ」の種類と構造を自覚し、長期的に楽しめる趣味を身につけることが、豊かな人生に繋がる。
就活では「自己分析」しましょうとよく言われるらしいが、若い人はそういうのを鼻で笑うくらいがむしろ健全だと思う
しかしおじさんの経験によると、「自己分析」はバカにされがちだがけっこう大事
例えば、「自分は何をどのように楽しんでいるのか?」を考えるのも自己分析の基本だ
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月30日
「自分が何に快感を覚えているのか?」を分析できるようになると、人生を豊かにしていきやすい
依存性があり、だらだらと抜け出せなくなって、あとで後悔してしまうような心地よさもあれば、
後から振り返って良い体験だったと思える楽しさもある
その区別をつけることは大事
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月30日
勉強や仕事など、何かしらが向上していく要素があり、継続的に深めていける楽しさもあるし、
一方で、過食、アルコール、パチンコ、ソシャゲなど、楽だけど一時的な快楽もある
どちらも人間にとっては必要だが、その違いはちゃんと意識しておいたほうがいい
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月30日
自己を向上させていける趣味は、持っていたほうが間違いなく人生が豊かになるが、それ自体がストレス要因になってしまうリスクがある
いつでも手軽にストレスを発散できる「意識低い系の楽しみ」も持っておくべき
だからこそ、自分にとって、何がどういう種類の快楽なのかを分析しておくと役立つ
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月30日
一番ヤバいのは、それで自分が気持ちよくなっているのを認識できていないこと
実は、「悲しみ」や「怒り」にも、快楽性と依存性があって、癖になりやすい
ちょっとしたことで落ち込んで自暴自棄になる人や、些細なことにずっと怒っている人はそれ
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月30日
日本の行く末を嘆いたり、自分に直接関係があるわけではないことに酷く憤っている人を、SNSではよく見る
これはこれで、手軽な楽しみ方ではあるのだ
しかし、当人たちが、それをやって快感を得ているということを自己分析できていない場合、手に負えない
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月30日
Twitterって、それっぽい意見を手軽にリツイートするだけで、「正義」の側や「被害者」の側に立てるので、コンテンツとしてはかなり優れている
ただ、そういう「正義」などにどっぷりハマって怒ったり嘆いたりしてる人は、アルコール中毒などの依存症と同じように、自他ともに危険
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月30日
酒とか薬物とか、あるいはゲーム依存とかは、すでに「中毒になる」ということが認知されているから、当人もヤバいと思うし自制しようってなる
でも、最近のネットで見られる「正義」中毒や「被害者」中毒は、自分がそれにハマっていると気づかずにヤバいことになっている人が相当いると思われる
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月30日
だから、自己分析の初歩でもある「自分は何が楽しいと思うのか?」みたいな問いって、面倒くさいしバカらしいけど、かなり重要なんだよね
素朴に考えても、「楽しみ」の質を向上させていくことは、そのまま人生を豊かにすることに繋がる
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月30日
よく「文化資本」が大事って言われるが、「金を使わなくてもスゲー楽しくて文化的な遊びができる能力」って超貴重で、そこを意識して鍛えるのは全然アリ
どうせたくさん稼いでも税金は高くなる一方だし、お金に依存しない自立した楽しみ方ができる人間を目指すってのは、悪い戦略ではない
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月30日
短期的に見れば、消費的な楽しみ方や、暴力的な楽しみ方のほうが、手軽に快楽を得られる。でもそういうのはたいてい中毒性と依存性があって、効用が薄くなっていくと同時にやめられなくなる
長期的に多くの快楽を得られるものほど、始めるための訓練が必要だから、頑張ってそこを乗り越えるのが大事
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年10月30日
例えば、同じ「ゲーム」にしても、刹那的な射幸心を楽しむものよりも、感じることの多い芸術性の高いタイトルを選んだほうが、長期的に得られる快楽は大きいだろう。
コンシューマーゲームは素晴らしい作品が多いが、ハードとソフトを買ったり環境を構築するのにやや手間がかかる。ゲームとは言え、ちゃんと遊ぶにはちょっとしたハードルを超える必要があるのだ。
全力でハマれるゲームを探している人は、本ブログの「【PS4神ゲー】プレイステーション4ソフトのおすすめランキング」などの記事を参考にしてみてほしい。