現在は、「五教科」のような教科書的な学習が、「教育」の主要な部分を占めている。
しかしこれからは、「何かを作ってそれを公開すること」が、今の「五教科」のようなポジションにあたる「最も重要なスキル」になるのではないかと考えている。
創造的な仕事をする上で、「アウトプット力」はなくてはならないものだからだ。
現時点でもすでに、ポートフォリオのある人(成果物を見せることができる人)は、就職などで非常に有利だ。
原始時代は狩猟の能力が評価されたが、今同じことを勝手にやると犯罪だ
時代によって人間に求められる能力は大きく変わる
少し前までは、長時間イスに座って勉強し続けることが重要な能力だった
しかし今はそれが終わりつつあり、アウトプットする能力が重視されるようになってきた
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月4日
能力の種類には、個別のタスクをこなすための「具体的なスキル」と、より一般的な「メタスキル」がある
「アウトプットする能力(何かを完成させて、人に見せる)」は、とても重要な「メタスキル」なので、優先度高めで取得しておくべき
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月4日
ブログ、YouTube、小説、イラスト、漫画など、ジャンルが違ったとしても、一度手に入れた「アウトプットする」というメタスキルは、すべてに適用できる
ブログをやっていた人がYouTubeを始める場合、すでにアウトプットした経験があるので、何もないところから始めるよりも、だいぶやりやすいだろう
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月4日
普通は、インプットの段階で目が肥えて自己評価が膨らんでいくが、実際にアウトプットしてみることで自分の本当の実力に直面する。これは誰でも経験する当たり前のことだ
アウトプットしてみて「客観的な視点にさらされ、自分の現時点での実力を突きつけられる」という経験は、とても大きな財産になる
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月4日
他者に見られることを想定しつつ、「何かを最後まで完成させる」能力は、それ自体がとても重要なスキルだ
用意されたペーパーテストやノウハウをこなす、というのとはまた別のタイプの能力が要求される
ブログなど、小さなことからでもいいから、「人に見せるものを作りきる」ことが大事
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月4日
エンジニアや、ゲーム会社などクリエイティブ職の採用では、ポートフォリオ(作品集)があると評価されやすい
現場の人は、学歴などとは別のものとして「最後まで作りきるスキル」というのが存在し、それが仕事をする上で重要であることを知っているからだ
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月4日
エンジニア採用に関して、最近はポートフォリオの重要性がかなり高くなっている気がする
特に実績のない未経験からエンジニアの職を得たい場合、まず何か完成させて、それをGitHubなどにアップしておくのが、もはや王道の戦略
自分が一から何かを作ってアウトプットできるということの証明になる
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月4日
これからの傾向として、記憶力や理解力よりも、「作り切る力」が見られるようになってきている
「アウトプット」には、アイデア、体力、判断力、思い切りの良さなど、総合的な能力が問われるので、評価基準としてすこぶる妥当
SNSなどのプロフィールも、わかりやすいアウトプットを載せられると強い
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月4日
かつては、人頭を揃えてやる仕事が大半だったので、型通りのことをこなす「キャッチアップ力」が重視された。しかし今はそのような仕事は減ってきている
創造的な仕事をこなす上で、アウトプットの経験は必須
だから、何かしらの創作活動をすることは、もはや失敗しにくい自己投資の方法なのだ
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月4日