「天才」は「奇行」とセットで語られがちだ
成功しているアーティストのサイコパシー傾向を調べると、平凡なアーティストよりもずっと高くなる
プロのスポーツ選手の犯罪率は、一般人よりも有意に高い
人を大成功に導く要素は、一般的にマイナスとされるものとセットになっている
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月27日
何かしらの「良い」特性があって、それをたくさん持っている人が「天才」というわけではない
むしろ、「天才」は、一般人と障害者の間に位置している
一般的な範疇から外れた特性が、環境に恵まれて運良く「開花」した場合に、その人は「天才」となる
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月27日
その人の持つ「欠陥」が、ある性質を後押しして、それが世の中で「大成功」とみなされる条件に当てはまった場合、その人は「天才」と呼ばれるようになる
「貧乏人なら頭がおかしいと言われ、金持ちなら物好きだと言われる」というジョークがあるが、「成功者」になれば短所は長所として捉えられる
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月27日
短所と長所は表裏一体で、特定の性質は、環境によってどちらにも転びうる
ちなみに、癇癪持ちの男児はそうでない男児に比べて、生涯収入が平均3%高くなるという研究結果があるらしい
そういう子供を親が抑制すると、成績は改善しても生涯収入は減ってしまう(それも今後の社会の環境に左右されるが)
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月27日
ホリエモンみたいな尖った人物も、あの年代の日本という環境だったからこそ、今のようなポジションを築けたのかもしれない
未開社会とか、発展途上国に生まれていた場合、人生の早い段階で再起不能なダメージを負わされていた可能性が高い
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月27日
受験などでは大成功したけど、通勤や事務作業はすごく苦手、という人は珍しくない(Twitterなどでたくさん観測される)
俺はそういう人が優秀だとはあまり考えてなくて、「今の受験制度で良かったね」と思ってしまうのだが、
「偏り」が「環境」と合っていれば、大きな利益がもたらされる
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月27日
「優秀」と「天才」はまったく違う
「優秀」は「通常」を完璧にこなせるということであり、
「天才」は「通常」からの逸脱によってもたらされる
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月27日
人間の総合力はたいして変わらない
座学(学歴)なんて偏った能力の表れ方に過ぎないし、人間は棒で殴れば誰だって死ぬ。その程度のもの
結局のところ「優秀」も「天才」も過剰に有難がられてるだけの架空概念なので、彼らのようになれないことで悩むのは馬鹿らしい
— ドラゴン忍者 (@dragonnninja) 2018年11月27日